Crypt of the NecroDancer - レビュー

私をよくご存じの方には周知の事実ですが、私のこのゲームのプレイ時間は2000時間を超えており、日本語版Wikiの管理者でもあります。

日本人で私以上に、このゲームに詳しい人間は少ないと思います。そんな立場からのレビューです。

どんなゲーム?

風来のシレンやトルネコの不思議なダンジョンのようなランダム生成のローグライクダンジョンをリズムに合わせてプレイするゲームです。

4方向のカーソルによる移動と攻撃、2方向のカーソルを組み合わせた6種類のコマンドのみのシンプルな操作を、ゲーム内で流れる曲のリズムに合わせてキャラクターを操作します。

ちなみにリズムの判定はかなり緩めなので、リアルタイム性は高いですが、リズム感そのものはそこまで重視されません(リズム感が問われるシビアなゲームモードも存在します)なので、リズム感がないので、音ゲーはちょっとという方でもその点は問題なくプレイできると思います。

 このゲームのいいところ

良好なリプレイ性

2000時間遊んでいると前述しましたが、非常にリプレイ性がよく、操作のシンプルさゆえに失敗の原因がわかりやすく「ここをこうすれば良かった」「次はこうしよう」という意識から、もう1回もう1回と遊んでしまい、気がつくと数時間経っていたということがざらです。

さらに、ゲーム内には多彩なアイテムやオブジェクトが存在し、それぞれのバランスもよく設計されておりますので、創意工夫によって毎回異なる装備によることなるプレイングを楽しむことができます。

ゲーム内にはオンラインランキングも存在し、タイムアタックやスコアアタックにはまってしまうと、本当に底がなくなります。

また、リプレイのしやすさという点でも非常に良好なデザインになっており、キーアサインにリセットボタンを登録すれば、一瞬にしてふたたびダンジョン最初からプレイすることができます。

多彩なサウンドトラック

デフォルトの状態で7種類、DLCによりさらに追加可能なサウンドトラック。曲調もメタルからEDMまで多彩なものとなっており、ゲームに対する飽きを非常に抑制してくれ、前記のリプレイ性の高さにも一役買っています。

活発なコミュニティ

海外のゲームコミュニティはとても活発で、毎月のようにTwitch上にてゲームの大会が開催されており、Discord上で活発な意見交換が行われており、開発者との距離も非常に近いものとなっています。

英語というハードルはありますが、それさえ乗り越えてしまえば、非常にファンフレンドリーなファンダムが存在します。個人的にはこれによって、世界中に友人ができて、そのような経験自体もゲームの面白さを超えて新鮮なものでした。

日本のコミュニティに関しては、残念ながら最近は活動は少ないですが、ここのコメント欄で私に直接質問していただければ、出来る限りなんでもお答えします。いちおう、コミュニティで近々あるイベントや、ゲームについての入門的なことであれば応えられると思います。手前味噌ですがよろしければ日本語Wikiもご利用ください。

このゲームの悪い点

高めの難易度

リプレイ性の高さと表裏一体ではありますが、おおむね数回攻撃を受けると死亡してしまい難易度は比較的高めになっています。

アクションゲームがあまり得意でない私でもクリアできるので、繰り返しプレイすることが苦にならない方はいずれゲーム世界に没頭していただけると思いますが、トライアンドエラーを好まないタイプのプレイヤーにはやや敷居が高いものになっているかもしれません。

ストーリー性の低さ

ローグライクゲームにしては比較的ストーリーがある方だとは思いますが、ご多分に漏れずトーリー性は高くないです。

結局いいたいこと

めちゃくちゃ面白いのでぜひみんな一緒にやりましょうということです。定価で1480円、セール時やHumble Bundleなどでは3ドルほどで売られることもあり、その価格で購入した場合、絶対に損はしないと断言できます。

ゲーム内の仕様ではありませんが、みんなで同一シードをプレイして誰が一番速くクリアできるかなどの対戦も面白いですよ。