プロゲーマーの定義

Esportsの会のDiscordサーバーでプロゲーマーの定義について議論になっていたので、自分の思うことを書いてみようと思います。

言葉の定義

個人的に、言葉の定義は、それぞれのコミュニケーションの場において共通の認識が持てれば十分だと考えているので、プロゲーマーの定義についても場の数だけ定義があればいいと思っています。

ですので、本来的には言葉の定義について議論する必要を感じていません。

ですが、それだと話が終わってしまうので、一般的に「プロ」という言葉がどのような場面で使われるのかを見ていきましょう。

一般的に「プロ」という言葉が使われる場合

「プロ」という言葉が使われるのは概ね2通りで、競技団体があり、その団体の認定選手が「プロ」と呼ばれる場合と、競技団体がなく、スポンサーや賞金などによって収入を得た選手が「プロ」を自称する場合です。

前者の場合は競技団体が乱立したり、コンテンツホルダーやユーザーのコンセンサスを競技団体が取れていない場合に「プロ」としての信用が失われていきます。

後者の場合にはスポンサーや賞金による収入が小さかったり、プレイ技術と直結しない収入だった場合に「プロ」としての信用が揺らいでいきます。

この「プロ」としての信用の許容範囲が、いわゆる「プロゲーマーの定義」です。ですが、誰が誰をどこまで信用するかというものは、一元的に決められるものではありません。ゲームの場合、タイトルごとに基準が異なっていってしまうのでなおさらです。

Esportsの会やゲーマーにとって望ましい「プロゲーマーの定義」

前項では、いわゆる「プロゲーマーの定義」が定まらないことを解説しました。正直、議論の題材としてはあまり適切ではなかったと思います。

たとえば、Esportsの会や、ゲーマーのような、Esportsを盛り上げたい側から提示する場合に望ましい「プロゲーマーの定義」ならば、議論のテーマとして向いていたと思います。実際、Discordでの議論もある程度そのような流れになっていました(逆にそれのせいで話が錯綜していたフシもありますが・・・)

さて、ここからが私の考えです。

私はメリットさえあるなら誰でもプロゲーマーを名乗ればいいと思っており、その小さいメリットを少しずつ積み上げていくことがEsports全体の発展につながると考えています。

それにより「プロゲーマー」全体の権威が損なわれるのが問題というのであれば、その場合はタイトル単独で「プロ」を権威化していけばいいのです。タイトル単独で競技団体は作れない、しかし、安易に他タイトルで個人に「プロ」を名乗られては困るというのはただのわがままだと考えます。